Earth2.ioってなに？| 今後の将来性やリスク

2023年5月15日 2023年6月4日

MINERA3

「Earth2.io (アース2)」は、2020年末にリリースされ、実際の大陸から海まで実際の地球をデジタル空間に再現したサービスです。メタバース空間でのゲームはもちろん不動産取引(土地売買)も行われ、収益を生み出す資産運用としても注目されています。今回はEarth2について初心者にもわかりやすく解説していきます。

Earth2.ioとは？

「Earth2.io (アースツー)」は、2020年末にリリースされ、実在する地球上の土地が全てバーチャルワールドに再現されています。
日本で言えば、渋谷に自分の土地を購入したり、富士山の頂上を自分のものにすることだって！
もちろん、誰でも特殊な場所を購入できるわけではなく【既に購入されている土地】には所有者が存在し、現実同様、その場所は所有者の権利が発生します。

また、土地売買だけでなく、その土地で見つかる資源や宝物、建造物など、さまざまな機能が順次リリースされており、今後もできることが拡大していくことが公表されています。
今話題のメタバースのリーダーとして、サービス自体の盛り上がりを期待する方が早速始めているのが現状です。

2022年5月3日のWBS(ワールドビジネスサテライト)のメタバース特集でも紹介され、今とても注目を集めています。

>>ワールドビジネスサテライト(WBS) | メタバースが変える世界 “実在しない土地”急騰！企業熱視線のワケ

今後の収益性について

earth2.ioでは、現在土地と土地から収集できる資源の売買が可能となっています。(2023年5月時点)
今後も様々なアップデートが予定されていて、現実世界と同じように、その土地上での広告掲載による報酬や商業収益の一部が受け取れるようになるそうです。

[1] 土地(TILES)の売買収益
[2] 資源・宝物などの収集/売買
[3] 所有地での広告収入
[4] 所有地の施設の売り上げマージン

あわせて、オンラインゲームとしての立ち位置もありますので、ゲームを遊ぶことでの報酬も増えてきています。

察しの良い方はもうお気づきかと思いますが、サービスの開発が進むにつれて、その土地でできることが増えていくので、有用な土地は今後も価値があがる可能性がありますよね。
さらに、収集できる資源や宝物は、所有していると自動で発見される形式のため、早いうちから土地所有することでも収益性は変化していきます。
まだ、アンロックされていない土地もあり、未開の土地は1タイル 0.1ドルで販売されますので、今のうちに人気の出そうな場所を押さえておくだけでも後の収益性に差がつけられる可能性があります。

どんなリスク/デメリットがある？

夢膨らむサービスなのは感じていただけたと思いますのでここからは、ネガティブなポイントもしっかり確認していきましょう！

[1] 買い手がいないと売れない
[2] 現金化するのに手間がかかる

[1] 買い手がいないと売れない

当たり前のことではありますが、あなたの所有している土地を欲しがる人がいないと土地を売ることができません。
イメージしやすいのが「メルカリ」のような感じです。
所有者がマーケットに価格を決めて出品し、購入者がつけば売買成立します。
単価は低めなので、人気の出そうな場所に投資してみるのも楽しいですが、全てが現金化できるとは限らないことを注意しましょう。

[2] 現金化するのに手間がかかる

Earth2.ioで扱われる土地はあくまでサービス内の資産ですので、現金化するにはサービス内の通貨Eドル(E$)に変換後、クレジットカードを介して返金による現金化をする必要があります。
多くの新興サービスがスキャムだ詐欺だと問題視される中、Earth2は既に$19M(約26億円)の出金に対応されたことを発表しています。参照 : https://earth2.io/news/e2withdrawals

Earth2のゲームとしての発展性

投資としての側面が強く取り上げられるEarth2ですが、メタバースとしての仮想空間もより強化される見通しです。
Earth2は「Drone the Game」というPVPゲームを買収しています。
このゲームはドローンをカスタマイズして、リアルな空間で対戦できるというもの。かなり綺麗な空間を再現しています。

Earth2はリアルな地球を1：1スケールで再現することをコンセプトとしています。

https://store.steampowered.com/app/987020/DRONE_The_Game/